宮原秀夫エグゼクティブアドバイザーよりメッセージ
「ナレッジキャピタル」は、最先端の技術にアートを取り込み、社会が本当に求めている製品やサービスを研究開発する、これまでにない知の創造拠点です。また、最先端の技術が日常生活にどんな影響を与えるのかがわかる場所でもあります。
大阪駅周辺の乗降客は1日に約250万人。このような都心に残された広大な更地は世界においてもありません。「最後の一等地」と言われる場所に、うめきた(大阪駅北地区)開発は、新しいイノベーションを起こす拠点を作ろうとしています。
大阪・関西には、強い技術力を持ったものづくり企業が多く集積しています。しかし、それらの企業が必ずしもユーザーのニーズをとらえ切れていないため、強みを活かしきれていません。開発者・技術者とユーザーとの情報交換・コミュニケーションができる場が必要です。こうした人々が同じ場に集い、「知(ナレッジ)」の交流ができれば、新しい製品やサービスを生み出すことができます。
私たちはこのナレッジキャピタルで、科学技術にアートを融合させ、新たなアイデア・デザインを生み出す感性・センスのある技術者を育て、新しい価値を創造していきたいと思っています。また、新しい知的価値の創造により生まれた製品を、一般の方々にも目で見て体験してもらいその生の声を製品開発に反映させることも可能です。さらに、アジアからの人材と一般市民とが交流し、その国際交流によって市民の意識レベルが向上すれば、産学官それに民を加えた連携拠点としての、このまちの価値がさらに上がると思います。
世界的にも注目される創造拠点を大阪につくる。
今までにないまちづくりへの挑戦ですが、それは結果として関西という地域の活性化と日本の産業の成長につながると確信しています。


